くぼの詰将棋

タイトルは怒られたら変えますw

Twitter詰将棋選手権⑮



そてつ 作


81龍、同玉、71金、同玉、A 53馬、 62飛合、63桂、 72玉、71金、同銀、同桂成、同玉、63桂、 81玉、82歩、72玉、73銀、同玉、65桂、82玉、71角、91玉、82金、同飛、同角成、同玉、71馬、91玉、81飛、迄29手。

歩合は作意通り進んで73銀のところ81銀以下。銀合は作意通り進んで65桂に72玉、62馬、同玉、53金、以下。
81玉も可(非限定)。
72玉は73銀、同玉、91角、82銀合、65桂、72玉、62馬、以下早い。
A 63桂、62玉、74桂、同飛、53角、52玉、42角成、61玉、71金、同銀、51馬、72玉、71桂成、同玉、53馬、81玉、82歩、同玉、71銀、同飛、同馬、同玉、61飛、82玉、81金、93玉、85桂、迄余詰

評価数 14 誤無解・無評価 5+1
評点 (2.64) [0 0 2 8 1 3]
順位 (13)


指将棋強豪のそてつ氏による陣形図式。
振り飛車で銀冠から穴熊に組み替えたような状況でしょうか。84の飛が振り飛車側の苦戦を感じさせます。

初手はほんとにこれしかありません。次いで73桂と打ちたくなりますが、同銀の形はむしろ守備力が上がっています。
そこで71金とするのが見つけやすいながらも焦点打の好手。同銀には今度こそ73桂があります。

同玉に53馬と入って合駒読みが厄介です。ここは保留して進めましょう。
62合に63桂~71金と清算し、再度63桂と打つのは自然な流れです。対して玉方は一旦81玉とよろけ、82歩を打たせてから72玉とするのが最善。単に72玉は73歩があります。
ここで、もし62の合駒が歩だと81銀と俗に打ち、以下73玉、65桂、82玉、71角、81玉、82金迄。62合はこの順を逃れる合駒でなければなりません。

候補は銀か飛。銀ならば81銀に82玉と逃げ、71角、同銀、同馬、73玉で上部に逃げられますし、飛のときもやはり82玉と逃げ、71角、91玉、82金、同飛、同角成、同玉、71馬、73玉で上部に逃げられます。
二択まで絞れたところで、再度その選択を保留して進めましょう。

81銀では上部が空いていて脱出されたので、先に上部を埋める必要性があるようです。そこで73銀~65桂と、持駒がありさらに馬が上部に利いているうちに73からの脱出を防ぎます。
対して72玉には、62が銀だろうが飛だろうが62馬と取って(飛の場合は73金と打った方が早いですが)簡単に詰みます。
なので82玉、71角と進み、ここで62が銀の時は同銀と取り、同馬、91玉、82金迄駒余り。
ここで漸く、62の合駒は飛であったことが判明しました!
62飛のときは82玉に71角、91玉、82金、同飛、同角成、同玉、71馬、91玉、81飛、迄。ピッタリ駒を使い切って還元玉で詰め上がります。

端正な陣形初形から71金や62飛合、73銀などところどころに好手を散りばめた本作。
やや実戦的な清算手順が目立ってしまうのが残念なところですが、この初形なのである程度は仕方のないところでしょうか。
いかにも指将棋強豪らしさを感じる作品でした。

と纏めるつもりでした。
ところが……

オオサキ:
81龍、同玉、71金、同玉に53馬でも63桂でも詰むみたい。


5手目より63桂、62玉、74桂、同飛、53角、52玉、42角成、61玉、71金、同銀、51馬、72玉、71桂成、同玉、53馬、81玉、82歩、同玉、71銀、同飛、同馬、同玉、61飛、82玉、81金、93玉、85桂、迄ピッタリの余詰がありました。
粗検申し訳ありません。ご指摘ありがとうございました。


名無し名人:
⑬と同じくジッセンテキ。これが作意ならだけど。

たちおか:
実戦でこれを詰ませられたら最高ですね。

鈴川優希:

指将棋が強くなれる系の詰将棋だ。

千年回廊:
振り飛車穴熊攻略した気分。


実戦感覚の詰将棋でした。

彼方:
実戦的で難解な手順。

ぬ:
難しい。

divD:
難解。

tsumegaeru:
全面的に柿木解答です。相当に難しい。

ゆーてん:
難解で、ソフトも意味不明な解答ばかりしてきました…泣かせますな><


難解という評が一番多かったです。
うちの柿木も30秒以上考えていました。

黄楊の輝き:
難解な物量詰将棋。収束が惜しい。

VAN:
収束がちと重い。


収束のダレに言及した短評。
一般的に収束だけでも決まっているとそれだけでぐっと詰将棋らしくなるように思っています。

河童生:
初手はこれしかないが、4手目の応手が少し厄介。
馬の利きを利用しての桂打が2度。最後は再び古巣に戻って、ザ エンド。
穴熊から始めたのは、この為ですね。


初手を付与して穴熊にしたのは還元玉にする意図もあったからでしょうね。
ところでザ・エンドはちょっと違和感。

桃燈:
3桂あって詰まぬことなし。


実際には詰まないことの方が多いんですけどね(笑)
謎の格言です。
[ 2015/12/29 13:00 ] Twitter詰将棋選手権 | TB(0) | CM(0)

Twitter詰将棋選手権⑭



くろかず 作


A 64銀、44玉、55金、同桂、53銀生、同玉、B 42銀生、44玉、33銀生、53玉、54歩、同銀、42銀生、44玉、46飛、45銀左、56桂、34玉、33銀成、25玉、24と、同玉、26飛、同と、23角成、25玉、14馬、迄27手。

A 42銀生、54玉、64金、55玉、以下逃れ。
B 54歩は44玉で逃れ。

評価数 17 誤無解・無評価 3
評点 3.47 [0 3 5 7 1 1]
順位 7


初形で54~55への退路が見えており、まずはこれをどうにかしなければなりません。そこで64銀は盤上この一手。
44玉に55金は金気を使い果たして大胆ですが、ここを塞ぐことに大きな価値があります。
そうしておいて初手に打った銀を53銀生と捨てるのが味の良い手で、結局金銀を費やして43桂を55に跳ねさせた計算です。
金銀を使い果たした結果がそれだけというのはちょっと釣り合っていない感じで面白いですね。

そこから42銀生~33銀生と銀を細かく繰り替え、44の逃げを制してから54歩。同銀で56への利きが外し、再度の42銀生から56桂を狙います。
しかし銀が動いたため45に穴が生じているので、先に46飛でここを塞ぎにいくのが大事なところで、対して玉方もさらに退路を空けるべく45銀左の移動合で応じるのが息の合った攻防。
このあたりの応酬は手が手を呼ぶ感じで、寄木細工のような趣があります。

以下は収束ですが、と金捨てから飛車捨ての連続技が決まり、最後は14馬迄の緊張感ある詰上り。
23馬の緩みは少々惜しいですが、収束用の駒配置をあまり増やさずにこの収束なら満足でしょう。

本作は課題に最大限応えようとした作品と言うよりは、課題に応えつつ普通作としての価値で勝負した作品。
課題競作の性質上少し不利になるかなとも思ったのですが、結果は7位の好成績を収めました。
序中盤のパズルのような面白さと、引き締まった収束がいかにも詰将棋らしい好作だと思います。


有吉弘敏:
流れがかろやかでほんわかしてます。

名無し名人:
なんか波崎さんっぽいふいんき(←なぜか変換できない)。


波崎ファンの私としてはちょっと羨ましい評。
ふいんき……私のパソコンでもなぜか変換できない。

divD:
銀の動きが楽しい。

そてつ:

銀の動きが面白い。


そっくりさん。一瞬全く同じかと思いました(笑)
攻方の銀も玉方の銀も細かく動いていくのが統一感があっていい感じですね。
波崎の銀ならぬ、くろかずの銀か。

河童生:
敵味方の銀が大活躍、収束に攻方の飛が消えるのも嬉しい処。
解いて銀の動きが楽しめる作品です。

彼方:
楽しげな銀のダンス。4枚の銀がすべて動いている。

VAN:
銀がテーマかな。

桃燈:

双方の銀が行ったり来たりしているのは面白い。収束で舞台が移動しているのが心残りか。

鈴川優希:
飛車を消したのは大きい。逆算の方針として舞台が移動していくのが少し残念。


私は正算かなと思ったのですが、逆算なのかな?
それはともかく、もう少し狭い舞台で完結するとよりパズルっぽさが出てなおよかったかもしれませんね。

tsumegaeru:
53と44を何度も往復するのが面白い。収束もきれいに決まっている。

千年回廊:
パズルを解いているみたいで良い。

ゆーてん:
面白い! 倉庫番のゲームを連想させるような駒運びで感動しました。


「倉庫番のゲームって何!?」と思って調べました
なるほどいい得て妙かも。

黄楊の輝き:
駒のリサイクル率が高い。手慣れた感じ。上位に入ると思います。

ぬ:
手順は面白いですが、課題の表現としては微妙です。

たちおか:
場面ごとにいろいろな筋が楽しめていいですね。

三輪勝昭:
解いてみると思いの他易しい。
こう言った駒繰り手順は好みなのではあるが、手なりで全部指せちゃうので、何か工夫が欲しい。
34銀45銀を交互に動かすとか。


それは難しそうだ……。創作技術検定用ですか?(笑)
[ 2015/12/25 00:00 ] Twitter詰将棋選手権 | TB(0) | CM(0)

Twitter詰将棋選手権⑬



れおす 作

24桂、 31玉、34飛、 33桂打合、42飛成、 同銀、32銀、22玉、21銀成、同玉、32銀、22玉、31角、同銀、同銀生、同玉、33飛成、41玉、32龍、51玉、63桂、61玉、52銀、62玉、74桂、迄25手。

同歩は43角、同銀、23銀、同玉、43飛成、33金合(他合は34銀、12玉、32龍)、32銀、12玉、21銀生、同玉、31飛、同玉、33龍、41玉、43龍、以下早い。
22玉は32飛、13玉、22銀、24玉、46角、15玉(25玉は28飛)、18飛、16合、35飛成、25合、37角、迄。
33歩合は32銀、22玉、31角、同銀、同銀生、同玉、32銀、22玉、21銀成、同玉(13玉は25桂)、41飛成、31香合、同龍、同玉、33飛成、41玉、32龍、迄。
同玉は43銀、同玉、61角、42玉、43銀、31玉、32銀成、迄。

評価数 16 誤無解・無評価 4
評点 1.94 [0 0 0 5 5 6]
順位 18


これぞ実戦という初形。この持駒ではどうにも足りなさそうに思えますが……。

24桂と打ち込むのが急所の一手!
同歩は43角~23銀、33玉は44銀~35角、22玉は32飛~22銀、41玉は63角以下でそれぞれ詰みます。
そこで31玉と逃げるのが唯一の防手となるのですが、いかにも危ない。初形とはうってかわって、すぐにでも詰んでしまいそうです。

しかし32銀は22玉、32飛は41玉とぬるぬると逃げられ、打った攻駒が邪魔をしてうまくいきません。
ここで34飛の限定打が見えにくい妙手で、これが最善とはちょっと驚きでした。
しかしその目的は24に利かせて上部脱出を防ぐことで、考えてみるととても合理的。なるほど。

限定打に合駒の変化がまた厄介ですが、33合に32銀~31角で清算し、再度の32銀~21銀成、13玉となったときの25桂を防いで33桂打合が正解となります。尚、33桂跳合は同飛成以下。
33桂打合に32銀は詰まないので、今度は42飛成とバッサリいきます。同玉は43銀~61角。

同銀に32銀~21銀成、そして32銀~31角とさきほどとは逆順に清算して、31玉に33飛成となれば詰み形。
以下はちょっと盛り上がりに欠ける手順ですが、持駒を使い切るのが大変だったということでしょうか。持駒をペタペタと打って詰みとなります。

実戦形で、右上隅での細かい攻防が面白い本作。序はかなりのものと思いました。
収束をもう少しキッチリと纏めることができれば、ぐっと良くなっていたのではないかと思います。
収束の与える印象というのは思いのほか大きいですから、次は収束にも拘ってもらえると嬉しいです。


れおす:
最後の方が並べ詰めになってしまって残念だけど、最初の数手が見えづらいのと、変化が多いのを評価してもらえれば!


収束は作者自認。左側が割と自由に使えそうなので何とかできないかなあとも思いますが、実際にやってみないとわかりませんね。
序の見えづらさは妙な味の良さを伴って好感触でした。

黄楊の輝き:
序はいい感触。その後は残念。

千年回廊:
収束が残念。

彼方:
序の変化と紛れが厚いだけに、駒取りの多い中盤~収束が惜しい。

鈴川優希:
24桂~43角~23銀とは恐ろしい筋があったもの。こっちを作意にしてまとめるつもりが31玉が長引いて結局この収束になってしまった、というところかな。


どうなんでしょうね。34飛を入れたかったという可能性もありそう。

tsumegaeru:
力強い手順。

たちおか:
実戦型でまさかの難解作。柿木に頼りました。

河童生:
初手への応手読みから始まって、けっこう、変化読みが煩わしい作品。
煩わしさで難解、解けてもあまり感心しないですね。


変化の多さは煩わしさと隣り合わせ。変化のつけ方というのは実はかなりデリケートなのです。

VAN:
実戦が題材だろうか。

桃燈:
実戦で詰ましたら爽快感がありそう。


実戦でこれを読みきって詰ますことができたら、詰棋スト冥利に尽きますね。(詰棋ストって死語?)
でも、

ゆーてん:
まったく詰まなさそうだったのでびっくりです。実戦に役立つ…かも?


私もまったく詰みそうにないと思ってしまったので、実戦ではそもそも詰みを読まないでしょう(笑)

divD:
変わった詰上がり。課題は?

そてつ:
駒捨てというより駒取り感。個人的に変化は悪くないと思う。

ぬ:
駒取りは捨駒と認めません。

最後は課題に関する評。
恐らく作者としては9手目21銀成が「打った駒を後で捨てる」手ということなのかなと思ったのですが、一般的に駒取りは捨駒ではないようです。
課題を厳密に定義せず作者の定義に拠ったためのすれ違いであり、申し訳なく思います。すみません。
[ 2015/12/17 21:00 ] Twitter詰将棋選手権 | TB(0) | CM(0)

Twitter詰将棋選手権⑫



鈴川優希 作

64馬、43玉、35桂、34玉、25銀、同玉、36と、同玉、47と、 25玉、36と、同玉、46馬、25玉、24金、同玉、23桂成、同玉、13飛、34玉、14飛成、43玉、54龍、同玉、64馬、迄25手。

35玉は36と、同玉、46馬、25玉、24金、15玉、14飛、迄早い。

評価数 18 誤無解・無評価 2
評点 3.83 [2 3 7 2 4 0]
順位 6


同人作家鈴川さんの、おそらく肩の力をちょっと抜いた作品。
初形で47と、48との2枚がなければ初手の64馬で詰み。これを目標に攻めることになります。

まずは64馬、43玉、35桂、34玉と自然に要の龍を取ってしまいます。
ここで45銀と攻め駒の多い方から打ちたくなりますが、24玉と躱されると少し足りません。
そこで25銀と逆側から打つのがちょっと指しにくい好手となります。

同玉に、36とと邪魔だったと金を捌くのがその目的。
36同玉にさらに47と~36ととこちらのと金も捌いてしまいます。
そうして香筋を通しておいてから46馬と馬を戻し、漸く当初の目標が見えてきました。
25玉に24金~23桂成と馬筋を通す軽い捨駒から、最後は13飛~14飛成~54龍の豪快な三段活用が切れ味鋭い。
42玉には64馬の両王手があるのでこれは取らざるを得ず、64馬迄思い描いた詰上りが実現します。

似た形なのに初手の64馬では詰まず、一周して邪魔駒を消し再度の64馬で詰め上がるという構成はやはり理想的。
詰上りを構成する基本的な枠組みがほとんど変わらない(本作では47と、48との消失)のがいいところで、⑦や⑩といった上位作にも共通する特徴です。
しかしその初形と終形の違いを実現する手順には個性が出ました。
⑦と⑩は比較的コンパクトな範囲の手順に終始したのに対して本作では大きく玉を動かし、初形に還元するインパクトを強めています。
また⑦と⑩が理詰めの手順で繋いだのに対して、本作の手順は普通詰将棋のそれ。この作者にしてはちょっと強引さが目立つような気はしましたが、それでも詰将棋らしい好手順であることは間違いありません。
作家による作り方の違いが見えるのは課題競作ならではで面白いですね。


鈴川優希(作者):
初手と最終手の対比が狙い、逆に言えばこれのために無理な逆算をしました。
三輪さんにヘボいと言われてしま った。駒取りにまでして実現させるべき初手ではなさそう。


作者としてもちょっと無理をした感じでしたか。
でも課題競作ですし、やっぱり入れたくなります。

名無し名人:
逆算で無理やり課題を全部詰め込んだ感じだね。鈴川さんにしてはセンスない。


ちょっと無理をすると「鈴川さんにしては」と思われてしまう。有名人は辛いですね(笑)

オオサキ:
がんばって逆算したのは分かるけど、いたずらに駒が増えただけに見える。35桂もいまいち。


マニアは辛い。作家は辛い。

tsumegaeru:
この手順から還元玉+(初手=最終手)は相当に意外。

河童生:
詰棋を解いていて「ドッキ」とする瞬間がある。この作品では、収束の54竜がそれです。香筋を通しておいてこその目的達成です。


おお、ここに戻ってくるのか、というちょっとした感動が味わえます。

たちおか:
これを還元させる収束が見事!

ぬ:
課題全制覇でこの手順は素晴らしい。

VAN:
これもうまく3つの課題を取り入れている

divD:
カッコよく決まる。

彼方:
最終3手が見えなかった。

くろかず:
死ぬかと思いました。。。収束鮮やかすぎて感動。


ズバッと気持ちの良い収束!

ゆーてん:
この詰将棋選手権のためにあるような作品ですね。収束が素敵です。

有吉弘敏:
変わった詰め上がり。課題がヒントですが、なければ悩んだと思います。

黄楊の輝き:
配置が苦しいけど面白い手順。収束もいい。

桃燈:
初手と詰上りを比較すると綺麗だが……。

そてつ:
なんとなく初型がややこしい。


と金がたくさんあるのは鈴川さんのサイン。

千年回廊:
龍取りと途中のと金消去がなければもっと良い。


と金消去がないと一手詰……。でも消す手順はちょっと冗長かも?
というわけで、作者の言葉に出てきた三輪氏のコメントは

三輪勝昭:
初手を入れるための3手目。
49香を生かすには47と48とを捨てるしかない形がヘボいと思ったけど、このと金は鈴川作のサイン?


となっていました。馬とかを捨てられるともっとよかったのかもしれませんね。
28角を変えないと3枚目になっちゃいますけど(笑)

[ 2015/12/13 22:00 ] Twitter詰将棋選手権 | TB(0) | CM(0)

Twitter詰将棋選手権⑪



ゆきたか 作

54飛、53歩合、51飛、同玉、53飛成、 52銀合、A 42角、61玉、62銀、72玉、73龍、81玉、71銀成、92玉、93歩、91玉、81成銀、同玉、82歩、91玉、71龍、迄21手。

52香合は42角、61玉(41玉は32銀)、63龍、以下。
52金(角)合は作意同様(合駒非限定)。
52飛合は24角、61玉、62歩、72玉、83銀、81玉、82銀成、同玉、46角、71玉、72歩、同玉、73龍、81玉、82龍、迄同手数駒余らず(変同)。
A 33角、61玉、62歩、72玉、83銀、81玉、82銀成、同玉、55角成、71玉、72歩、同玉、73龍、81玉、82龍、迄余詰

評価数 18 誤無解・無評価 2
評点 (2.28) [0 0 3 4 6 5]
順位 (15)


初手謝罪。
上記Aの通り、本作には余詰がありました。
粗検お詫び申し上げます。

さて、気を取り直して作品の解説に移りましょう。
何より初形が目を惹く本作、左右対称図式に凝って創作されているゆきたか氏の作品です。
私も昔初形趣向に凝っていた時期があって、なんとなくシンパシーを感じます。

初形は58とがあるとはいえほとんど裸玉ですので、飛で手がかりをつけるのが定跡。54飛~51飛で早くも見やすい形となります。
ここで歩などの安い駒を合駒すると42角、61玉に63龍があるので、これを防いで52銀合が作意。
今度は42角、61玉に63龍とは回れませんから、62銀から追います。
72玉、73龍、81玉、71銀成、92玉、93歩、91玉とここまで追って、81成銀と捨てるのが課題b(打った駒を後で捨てる)に沿った決め手で、以下同玉、82歩、91玉、91龍迄。角が遊ぶのは気になりますが、初形趣向作の纏めとしてはまずまずという感じでしょうか。

余詰は42角のところ33角と打ち、55角成とこちらに展開する筋を残す順(上記A参照)。
普通は非限定で処理されるところだけに、うっかりしたという感じでしょうか。
しかしこれが解答者を大いに悩ませる結果となってしまいました。
52銀合のところ、金合や角合とする非限定(変同)に加え、先の余詰順を防ぐ飛合の変同があったからです。

52銀(金、角)合が既に述べた2通りの順で詰むのでどうやら飛合が作意らしいと当たりをつけた解答者が以下を読み進めると、42角~62銀では詰まず上記変化のように先の余詰筋での詰みがあることを発見するはずです。
なるほど希望限定ながら、飛合が作意か……と思ってしまうのが自然なところ。しかし実は飛合にも24角~63龍~46角という筋での別詰があったのです。
これに気づいた解答者は、非限定に見える52の銀金角飛合のいずれかが実は唯一絶対の受けになるのだろうと思い迷宮に迷い込んでしまったかもしれません。
変同に余詰が絡んでしまった弊害であり、重ね重ね申し訳ありません。

本作に限らず、ソフトを過信して確認を怠ると痛い目を見るということは少なくありません。私も最近身を以て体験しました。
私もそうですが、作者にも今後の教訓にしてもらえると幸いと思います。


ゆきたか:
本来は完全裸玉を目指していましたが取り組める日数が少なく 叶いませんでした。駒を一枚配置することで仕方なく回避する ことにしましたがそれでも自信のある作品になったと思います。 本作では打った駒を後で捨てる項目を含んでおります。17手目81成銀。

divD:
打った銀を成ってから捨てる。58とが惜しい配置。

そてつ:
この初形なら収穫あり。

VAN:
類作がちょっと心配。

名無し名人:
角が取り残されるけど、発見のような作品だからまあいいか。桃燈さんだと思ったが、本人が違うと言っている。じゃあ誰!?

桃燈:
初形はきれいだが、手順は追っている。

たちおか:
こういった図面を発掘するコツが知りたいです。

黄楊の輝き:
これは解図力がないと作れない。


今の時代は解図力を柿木将棋で代用できるのが便利。
しかし頼り切るのは危険ということみたいです。

ぬ:
この手筋を知っていれば手を付けやすい作品。


飛でサンドイッチする手筋のことですね。

有吉弘敏:
初形で身構えましたが素直な手順ですね。

くろかず:
この形で角の限定打はすごいです。


ごめんなさい、限定打じゃないんです(´・ω・`)

tsumegaeru:
作意がどうなっているか分かりませんが、2手目4手目何合いをしても余詰んでいるように思えます。

河童生:
面白い初形だが、6手目の合駒が判らない。飛or金合?どちらの合駒でも、余詰があります。

彼方:

どれが作意が分からなかったが、何か勘違いしているのか…。


余詰でした。悩ませてしまい申し訳ありません。

ゆーてん:
すごいですね! これで余詰がないんですか、ひえー。誰か58との意味を教えてください><


余詰、ありました……(´・ω・`)

三輪勝昭:
6手目銀合だとどうなるの?
作意順と33角、61玉、62銀、72玉、73龍、81玉、71銀成、92玉、93歩、91玉、81成銀以下同手数しかない気がするが。金合なら62歩、72玉に61銀があるけど。
変化読みだけの作品だね。
この手の作品で変化が割りきれてないなら不完全作に等しい。

鈴川優希:
6手目銀金角飛合が同手数な上にどれも余詰むのでは。だとしたら作品価値はありません。


厳しめの評ですが、余詰なので致し方なし。
作者には修正を期待したいです。

千年回廊:
もう少し駒を増やして違う詰将棋にした方が良いかもしれない。


どうせ修正に駒を配するなら、作意順を変えてみる方向性もありかもしれませんね。
[ 2015/12/10 21:00 ] Twitter詰将棋選手権 | TB(0) | CM(0)