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くぼの詰将棋

ぼく(くぼ)の詰将棋ブログです

第5回裏短コン #1 「これが駒台の大駒です」

お待たせしました。今日から結果稿を上げていきます。


22位
nono_y 「これが駒台の大駒です」

uratan05_01.png

23飛、同玉、32角、同玉、41角、同玉、51飛、同玉、52と、迄9手詰。

評価012345678910
人数032104675010

正解:38(1) 誤解:0 無解:0 無評価:0
評点:2.33
順位予想 1位:- 2位:- 3位:-
ベストタイトル投票:-


本誌、スマホ詰パラ、そして最近は詰将棋メーカーでも活動されているnono_yさんがトップバッター。
なお、今回出題順はあみだくじで決定した。

初手は23飛。いきなり飛を捨てる好手だが、ほかにあまり紛れがないのは親切な作りだ。

同玉の一手に32角~41角とさらに立て続けに捨てていき、玉を下段に落とす。
途中32角とあえて短く打つのがポイントで、34玉に23角打、44玉、54と迄の変化を見ている。

最後は51飛と4枚目の大駒を捨て、玉座での詰上がり。
このタイトルに持駒飛飛角角となれば狙いは大駒4枚の打ち捨てだと想像がつくが、わかっていても気持ちのよいものだ。
全て打ち捨ての短打に統一した工夫や、特に32角が選択肢のある中での限定短打である点はよいアクセントになっていると思う。


作者
持駒大駒4枚捨て。オープニング以外だとさらに低評価になったと思われ、出題順に感謝。見るからに△42歩△54歩→△42桂が可能そうで、実際△25歩△33銀▲34歩→△21歩△25香△33香程度で実現し、11枚以上使う必然性はなく裏短コン出題としては問題がある。だが、この10枚図よりは使用駒銀歩のみ11枚の出題図の方が見た目は軽く(9手詰と知らなければ▲33歩成の紛れも強力)、詰将棋として間違ってはいないと思う。

虎野亜奈
いつものシリーズにオール打捨てという付加価値。タイトルの「駒台」がミソですね。

園川
作者は大駒・ラブな人と予想。


これはdivDさん(あれ?いない)

★「これが大駒です」はスマホ詰パラでdivDさんがはじめた、大駒4枚捨てをテーマとする作品シリーズ。これまでの裏短コンにも何度か登場しています。
★本作は「駒台の」と題し、全ての大駒捨てを打ち捨てで表現しました。

藤原俊雅
4枚捨てるのは9手用のテーマ。

★前の9手裏短コン(第φ回)でも「これは大駒です」作品がありました。

 第φ回裏短編コンクール(2016.11)
 Pathfinder 「これが大駒です」

uratan05_01_01.png

NZ
4連続大駒捨ては爽快。

本間瑞生
4連続大駒捨て、楽しめた。

原田豪
4連捨てが気持ちいいですね。

津久井
大駒を惜しげもなく捨てまくる。詰将棋の醍醐味ですね。

tsumegaeru
大駒の連続打捨てが気持ちいい。

竹中健一
全部捨ては予想通りだが気持ち良いですね。

vvsd
大駒4連捨てだが大げさにせずにまとめたところに好感。

springs
すべてキレイに捨て切った。

上谷直希
持駒の大駒4枚の連続捨駒ですね。他の手がないところではありますがすべて短打に統一されているのが好印象です。

奥鳥羽生
最近打統一に好感。

近藤郷
大きな駒を小さく使う。

山下誠
大駒4枚を全て直打で捨てるところが潔い。

soga
角を短打で打捨てていく仕組みが上手く出来ている。

竹野龍騎
駒取り(33歩成)は無いからと23飛を後回しにして悩む。大駒4連捨短打(実質1回だが)の統一感。

まゆしぃ
気持ちいい4連捨て駒。角限定打に加えて飛の限定打もあるとなお良い印象。

★短打統一が本作の長所ですが、実質1回だけなのが物足りないという声も。

馬屋原剛
この手の作品は食傷気味。

★グルメの馬屋原氏はぜひ4連続限定短打で作られたし。

太刀岡甫
新しくはないが、狙いを持って創作しているのは素晴らしい。厳しいことを言うと、一般的には玉移動よりも守備駒を動かす方が価値が高いので、舞台が動くのは残念。作者は∇さん。

原田椅子
意欲作だが目的地に連れて行く手順なのでやや単調。

★舞台(≒玉)を大きく動かさない方がよいというのは作家的な意識ですね。
★空間を効率的に使える効果や、構想の意味づけを統一できる効果などがあります。

まつきち
玉座に強力な磁力。大駒4枚捨てを短打で表現したのは良いが、やや単調な感もあり。

青木裕一
大駒に誘われるまま、自分の玉座に帰ってみたら、そこには……!

遍々羅一
王を玉座に召喚する。

いのてつ
大駒全部捨てるんだか捨てないんだか。

米澤歩登
変同で大駒が消えない手順があるのが少し気になる。(全部持ち駒だからしょうがない?)

★マニアックな指摘。最後51飛に32玉と躱されると変同駒余らずなのですが、このとき「大駒4枚捨て」にならないということを言っています。
★自分が作る際はこだわるポイントですが、人によりけりかもしれません。

ほっと
配置は未整理な感じがするが、わかりやすい狙い。

雲虚空
狙いはわかりやすいが、34歩の意味がわかりかねる。

オオサキ
34歩、42歩、54歩→42桂くらいでどうか?
uratan05_01_02.png
★34歩は6手目22玉の変化を32飛、23玉、33飛成で割り切るために必要な配置です。
★作者自身も盤面10枚の図を例示されていましたが、発表図は使用駒種にこだわった結果と思います。
★それから裏短コンの条件は盤面11枚以上なので、これ以上は減らせません(笑)

三輪勝昭
持駒大駒4枚連続捨て最短手数の課題作かな。
全手、玉を呼び込む手なので妙味は薄い。
ところでこの課題の最少駒数は何枚なのか?
ariyoshiさんがツイート(6月15日)していた図は盤面10枚だけど、その手順は9枚で出来そう。
持駒 飛飛角角
玉方 22歩、32玉、33歩、44と、51歩、52銀。
詰方 13と、14香、42歩以上。
22歩・33歩→33銀だと21角に42玉、31角、41玉が詰まない。
この手順とこの手順以外で8枚で出来ないか解答締切まで考えたが出来ず。
uratan05_01_03.png
★おもちゃ箱に大駒4枚捨ての最少使用駒数記録が登録される日も近い!?

ミーナ
口開けにぴったり。変化もきっちりできている。盤面使用駒も趣向になっている。

ルモ
盤面2色、持ち駒2色と配置にも拘りを感じます、ひと目で解ける易しさもGood。

keima82
暗算で10秒程度で解けました。これはタイトルと手数がもろにヒントになりました。9手詰めで持ち駒4枚、さらに「これが大駒です」のタイトルがついているということは、大駒をタダで捨てる以外の手はあり得ず、例えば初手▲13飛や3手目▲41角のような手は考慮から外せてしまうのです。手数とタイトルのどちらかだけでも伏せられていればおそらくもう少し苦労したと思います。8手目△同玉が必然手でないと思われるので、そこで少し点数は下げています。

梶谷和宏
9手と分かっていなければきっと迷走していたと思います。32角がいい味ですね。

白木大輔
楽しめました。

★タイトルや手数表示も相俟って、トップバッターに最適だったと思います。ご投稿ありがとうございました!

末尾に作者予想結果を載せておきます。

nono_y1
5
ルモ1
竹中健一1
竹野龍騎1

予想的中は1/9。divDさんの影がちらついて、なかなか難しかったようです。
そんな中で票を集めた∇さんは一体何者……!?
[ 2020/02/16 19:00 ] 第5回裏短コン | TB(0) | CM(2)
作者予想について
数学記号では ∇=div だから、当然の結果だと思います
[ 2020/02/18 11:20 ] [ 編集 ]
RE:作者予想について
なるほどなあ。みなさん鋭い。
[ 2020/02/19 22:24 ] [ 編集 ]
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