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くぼの詰将棋

ぼく(くぼ)の詰将棋ブログです
月別アーカイブ  [ 2019年08月 ] 

詰将棋全国大会参加記② 本会(前半)

さあ全国大会当日。
11時頃に会場入りし、まずは看寿賞受賞各位の隣に堂々と陣取ります。
や、眼が悪いのですからね()

続いて11時半頃、若島さんからの連絡を受けてこの詰を搬入。
この詰を持って会場に戻ると既に購入希望者の列ができており、注目度の大きさを感じました。
ま、私の原稿が載ってますからね()

一仕事終えた後は会場近くのお洒落なお店でランチタイム。
會場さん、馬屋原さん、上谷さん、タピオカくん、kisyくんのうち3人と一緒でした。多分。
最近記憶力の低下が酷いです……。

お昼を食べながら、解答選手権のコンテンツ化や生放送計画などについて勝手な意見を交わしました。
その他、ハンバーグだけでなくリゾットも食べたいなどという他のない会話も。

腹ごしらえをして意気揚々と会場へ戻ると、既に開会挨拶などが終了しており、間もなく授賞式というところ。大遅刻をやらかしました。
ま、しかし腹が減っては戦ができないですからね()

授賞式では写真をパシャパシャ。
有吉さんがなぜか若島さんが『盤上のフロンティア』の宣伝をされ、以降壇上に上がった人は書籍の宣伝をしなければならないという暗黙の了解ができ上がったようです。
(有吉さんが宣伝されたのは、前日のたこ研ででした!)

受賞作の解説は今年から選考委員長に就任される石黒さん。ポイントを押さえた解説だったと思います。
ただ、若島さんの作品で35角合を打診中合と解説されていたのは気になりました。
が、「ファイナルカウントダウン」の解説では山路さんにマイクをぶん投げるファインプレーで、貴重な創作談と電撃発表を引き出しました。電撃発表については近く本誌でも発表されるかと思います。
創作談の方では、「25馬の形では馬が強力すぎて逆算が続かないので、15から寄る形にした」というコメントに、なるほどそうやって暗闇の荒野に進むべき道を切り拓いていくものなのかと膝を打ちました。

七條賞受賞者は3名の方が参加。かつて(なぜか)筒井さんが連続代理受賞されていたことを思えば、快挙と言える参加者数です。来年からは補助も出るようになるとのことで、さらなる参加者増を期待したいところ。
受賞の言葉では唯一満点を獲得された竹中さんが、先述した暗黙の了解に従って『青い鳥 ~kisy一族作品集~』の宣伝をされました。私も作品と解説を載せさせてもらっているので、是非1冊、いや20冊ほどお買い求め下さい!

門脇賞は浦野先生。ハンドブックシリーズが詰将棋普及において果たした役割の大きさを考えれば、当然の受賞と言えます。
受賞の言葉では、先生のハンドブックシリーズに対する思い入れの強さを聞くことができました。早く作品集も読みたいなあ。
普及といえばスマホ詰パラも主に若手世代の参入に大きく貢献しており、そろそろ門脇賞受賞のファイナルカウントダウンに入ったところでしょうか。

10回参加者は濱田さん、と後から吉田さんの参加が判明。
25回参加者は稲葉さんと猪俣さん。
なかなか毎年参加するのは大変だと思いますが、私も引き続き参加していきたいです。

握り詰は個人的にはなかなかの作品が集まったという気がしました。
19手以下ではいつかの福原作のような傑作は難しいのかもしれませんが、意思をもった作品が多かったのは収穫だったと思います。
首位は武島さん。狙いを実現させつつ大駒を捨て切る収束は流石の一言です。

ここで前半の部が終了。中休憩に入りました。
記事を書くのも一旦休憩として、続きは次回!
to be continued
[ 2019/08/04 16:44 ] 余話 | TB(0) | CM(0)
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Author:くぼ
とある詰将棋作家

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