くぼの詰将棋

タイトルは怒られたら変えますw

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近況報告?w

旅行でしばらく更新できないんで、何か書いておこうかなと……
思ったんですが、ネタがあんまりないので既に書いてあった「この詰将棋が好み!」を予約投稿しておきました。
4/26の0:00には見られるようになるはずです。

以上!w
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[ 2014/04/24 18:00 ] 余話 | TB(0) | CM(0)

連想詰将棋

詰将棋を見ていると、類作というわけでもないのに雰囲気などで過去の作品を連想することがある。
記憶力に自信はないのだけれど、お陰で(?)覚えている作品、連想する作品は大抵の場合名作。
というわけで、解答選手権9番を解いて連想した名作を3つ紹介。いずれも有名だとは思うが。
解答は末尾にswf形式で。

001.jpg

14香を繰り返し、それに対する合駒が変わるところから連想したのだろうか。
初めて見たとき、まさかこの形からこんな不規則趣向が展開されるとは思わず、感激した覚えがある。
収束は少し乱れるが、むしろ出来過ぎだと思えるほどに簡潔。羨ましい。

引潮

「玉方着手によって趣向手順ができてしまう」作品。
改めて見ると解答選手権の9番とは違うような気もするが、連想したという事実に変わりはない。
創棋会作品集『撫子』で初めて知った作品だが、その発想に脱帽した記憶がある。

変拍子

最後に言わずと知れた、上田吉一氏の「変拍子」。
不規則趣向と言えば大半の人がこの作品を真っ先に思い浮かべるのではないだろうか。
詰将棋に新たな分野を開拓したともいえる、歴史に残すべき名作。







[ 2014/04/09 09:00 ] 余話 | TB(0) | CM(0)

解答選手権感想

解答選手権のお手伝いに行っただけですが、一応作品は解いたので感想を。
問題については解答選手権のブログで公開されています。(第1R/第2R



非常に綺麗な手筋物。筋に入りやすく易しいかと思ったが、結構苦戦したという声もあったのは意外だった。初手69角の紛れに嵌ったのだろうか。
限定打、限定合にその合駒を捨駒で翻弄するというオーソドックスな展開ながら、個々の手の味がよく、完成度も高い。好作と思う。


大駒を用いた空中戦がメインで、現代的な短編といった感じ。筋に入るまでが結構大変だった。また、3手目の桂の打場所や8手目の応手で誤答が(私含め)続出。一番の問題作となった。
作意は細かく作られていて、ただの捨駒連発の手筋物という印象を受けない。最後本当は54龍に同馬、47馬、迄で決めて欲しかったところだが、望みすぎだろうか。これも好作。


短編ながら構想作。34がクリティカルスクエアで、67馬を23角に打ち換えてここを飛び越えておく。すると34飛で54への利きを遮ることができ、打歩詰を解消できるという仕組み。非常に面白い打歩詰回避の方法で、私は他に見たことがない。14角の成生非限定や、最終手の非限定で不満が出たようだが、そういったところを差し引いても好きな作品。


これもオーソドックスな手筋物。例によってこういうのは解き易い。一番易しかったのではないだろうか。しかし、作者が狙って入れたのかはわからないが、2手目25玉、15飛、24玉、14飛、以下作意に還元する変別解が出るのではないかと控え室で少し冷や冷やしていた。結果的にはそんなには出なかったのかな?
作品としては36馬の移動合は好手だが、15手を支えるにはちょっと弱い感じがした。正直に言えば余り好みではない。


小林氏の作品、とこう言うだけで期待感と安心感がある。序の角で追っていく手を読んだところでこれがテーマかと思ったのだが、メインはむしろその後の37龍。実は角の動きがメインだと思っていただけにこの手が見えなくて(玉方に好手が出るとは思っていなかった)焦った。以降の纏めも攻め駒が少なく不安になるところながら、流石に完璧に纏まっている。ただ、序と37龍以下がやや分裂気味に感じたことは否めない。


(個人的には)第1Rの目玉。短編ながらこれも構想作である。7手目より54桂といくと、43玉、63龍に53桂合が逆王手。この桂を与えないために41金、同玉、31桂成、51玉、42角、同玉と角1枚を消費してでも43の桂馬を31に逃げておくというのがメインとなる構想(だと思う)。
構想以外の部分も捨駒を中心にとてもよく纏まっている、いや纏まりすぎていると思うが、解いていると少し機械的な感触があったのはちょっと気になっている。とはいえ作者の充実ぶりを示す傑作で、この作者には本当に驚かされてばかり。これは余談だが、年下なのにいつの間にか武島さんと呼ぶようになっていたりする。


ここから第2R。初形は美しいが、それなりに細かい変化・紛れを読まされそうで少し手をつけにくそうに感じた。1問目からこれというのは少しハードな気がする。
手順は序の積み崩しのような一連の手順が狙いかと思うが、24銀を置くだけでこの既知の収束にこんな序がつけられるのかと驚いた。シンプルな仕掛けで好手順が実現されている、一つの理想形だと思う。
北浜先生は自作に向ける目が非常に厳しい方のようで、解答者からすれば非常に安心できる作家だと感じている。本作も例に漏れず好作。もっと作品を見たいというのが本音だが、これは我侭かな。


見るからに構想作。しかし構想が具体的にどういうものなのかについては作者自身に説明してもらってもよくわからなかったので触れられない。残念。
ただ、構想がわからなくても不思議な手順を楽しむことはできるというのが本作の素晴らしいところ。3手目12馬に34桂だと同馬~47馬~76歩で桂合ができない。そこで23歩と馬の利きをダブらせてから65玉。32馬に43歩と近づけて56玉と戻り、34馬!、同歩、47馬、67玉。ただでさえ馬の軌跡が目を引くが、一旦落ち着いてこの局面を先ほど桂合ができなかった局面と見比べると…。攻方の持駒に歩が2枚増えてはいるが、玉方の持駒にはまだ桂馬がある。なぜなら、攻方が持っている桂馬は32で取ったものだからだ。移動合するという過程をすっ飛ばし、32の桂馬を合駒に使ったという結果だけが残ったかのような不思議な局面。何だか狐につままれたような気分。
以下は収束だが、持駒に歩がたくさんあると収束には苦労すると言うのが経験談。本作はほぼ最上の纏めだと思う。
構想こそよくわからなかったが、将棋の世界にはこんなに不思議な手順があるのだということを再認識させられた傑作。


今回の解答選手権の目玉と言っていいだろう。分類するならば趣向作?違う気もするが、まあ本作にとって趣向作かどうかなんてことはどうでもいい。
5手目から58香、57香、46玉、55香、56玉、58香、57桂、同香、46玉、56香、68香、同角、56玉、58香、57桂、同香、46玉。58香と当然の王手を繰り返していただけなのに、どうやったらこんな手順が生み出されるのだろうか。いや解析すれば実は非常に簡単な理屈でできているのだが、そこがむしろ美しいと思える。
以下も38桂、35玉、56香に57桂!。先の手順中の68香との対比で、ここでも趣向的な味わいが感じられる。
収束も35角と鋭く捨てる手が入って、こうも上手く纏まるものなのかと感心しきり。100点満点の収束だろう。
というわけで、本作は完璧。完璧すぎる。構想作ではないが、見事にハートを射止められてしまった。71角~53角の中編(四百人一局集参照)、「邂逅」、62銀が73銀生~62銀成~72成銀~61成銀と行く短編と、寡作ながら超受賞級(私見では)の名作を数多く発表しながら未だ看寿賞受賞歴のない作者、今年度こそは四度目の正直となるはず。


相馬氏の構想作。ラスボスだけあって、非常に難しい。しかし難しいということで本作の面白さが多くの解答者に伝わっていないのが真に残念。面白さという点で本作は、この解答選手権の好作群にあって一番に面白い。それどころか近年で見ても、同作者のグループ不利合か、若島氏のルービックキューブくらいしか対抗馬を挙げることができない。それほどに面白いと感じた。
しかし詳しく説明すると解説になってしまうし、解説となると余りにも長文になってしまうので、作者が許すならばエントリーを改めて解説記事を書きたいと思う。

ところで、私は本作を解いて(いやほとんど手順を見て?)、詰将棋病だなあと思うことがあった。というのは、どうしても収束が残念に思えてしまうのである。理論派からすれば文句の無い纏めだろう。短く、予定調和的に打歩詰を解消して収束。これ以上ないと言ってもいい。しかし私はどうにもこれを完璧とは思えなかった。実際は多分これが完璧なのだ、と頭がわかっていても、体は捨駒を求めている。その矛盾に答えを出さなければならないときはいずれ来るだろうが、果たして自分はどうするだろうか。おそらくどちらかといえば捨駒がなくても短く予定調和で収束する方を選ぶとは思うのだが。

話が少し脱線したが、そういう理由で本作は完璧、という印象ではなかった。しかし構想の面白さは随一。勿論これも看寿賞候補に挙がるだろう。好みで言えば一番かもしれない。文句無く名作。



全体的には好作、傑作が揃っていたという印象で、非常に充実した選題だったと思う。
ただ、第1Rをもう少し難しくしたとしても、第2Rはもう少し難易度を落とした方がよかったんじゃないかなあという気がした。運営の苦労も知らない身勝手な意見で失礼だが、率直な感想として聞いていただければ。

それにしても若島氏、優勝とはやはり恐ろしい方だ。「エイジショットを狙います」は流石に謙遜だろうとは思っていたが…。人生のストックが3つくらいあっても勝てる気がしないw
[ 2014/04/06 04:00 ] 余話 | TB(0) | CM(10)

雑記と自作詰将棋

最近、某所で宮原君と去年の詰将棋を振り返った。(まだ長編やってないけれど)
そこで驚いたのは、図面を見ないと思い出せない好作があること。
昔は好作ならば全て覚えているつもりでいたが、最近は好作さえも忘れてしまうようだ。

そこで毎月、好みと思った作品はブログに備忘録として纏めておこうかと考えた。
しかし書いてから思ったのが、これって図面とか載せても大丈夫なのかな?ということ。
1年が終わってからなら書いている人がいるので多分問題ないと思うのだが、結果稿が載った月にやるのはまずいかもしれない、と思って公開するのはやめた。

というわけで現在は下書きに書き溜めているところ。
もし問題ないとなれば公開しようと思っている。


最後に自作の在庫処理。
若島氏の作品に感銘を受けて作った習作といったところで、新味は全くない。
ご笑覧下さい。

blog002.jpg
[ 2014/04/01 05:09 ] 余話 | TB(0) | CM(6)


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